エンジンオイル交換にご来店いただきましたお客様のハイエースですが、オイルを抜くときに下回りを見たところピンク色で粉のようなものがありました

うげっ！　クーラントがどっかから漏れてるゥゥ！Σ(ﾟДﾟ)　早急に漏れ場所を探します！

 

 

エンジン上部です

 

 

エンジンの上から探していったところインテークマニホールドの裏にあるウオーターバイパスパイプから漏れていました！

パイプの交換をしなければダメですね

ほんま、見えにくいところから漏れんといてほしいもんやで(;´Д｀)

その他にも漏れが無いかを探しましたがありませんでした

 

 

これはクーラントのリザーブタンクです　かなり減っていますね

このままクーラント漏れに気づかずに走行すると、オーバーヒートする可能性がかなり高いので見つけれて非常に良かったです

ということで、お客様に漏れ原因を説明して承諾をいただいたので車をお預かりして部品が入り次第、漏れを直していきます

 

 

部品が入りましたので、パイプを交換します

とりあえず、クーラントをラジエータから抜いてスロットルボディ、インテークマニホールド等を取り外します

 

 

取り外したらパイプがこんな感じで見えます

漏れがひどいです(-_-;)　　ピンク色はクーラントが乾いた跡です

ここから下回りに垂れていった感じですね

 

 

パイプの継ぎ目からの漏れです

ちなみに、このパイプは樹脂製です

 

 

下のパイプが新しいウオーターバイパスパイプです

材質が金属製になり継ぎ目も無くなってる等、形状変更されています・・・　最初から金属製にしといてや～泣　頼むでトヨタさん(-_-;)

ハイエースのガソリン車（２０１０年式まで）にこの樹脂製パイプが取り付けられているので、そこそこの距離で漏れることがよくあるそうです

とまあ、文句はこれぐらいにして

パイプ以外にもガスケット、ボルト、ナットを新品にします

 

 

こちらが新品のパイプを取り付けた様子です

このあとは、インテークマニホールド、スロットルボディ等を取り付けて新しい冷却水を入れ、エア抜きと漏れ確認をして作業は終わりです(^_^)v